前田敦子、小嶋陽菜… Twitterの閲覧数公開でメッキが剥がれたタレントの名前は?
「けがの功名」の篠田麻里子
実際に、影響力を持つとされる「インフルエンサー」のツイッターをのぞいてみると、例えば浜辺美波や永野芽郁といったフォロワー数が200万人を超す女優は、ツイートごとの閲覧数も軒並み100万ビュー以上を誇るなど順当だ。ところが、
「同じく200万人のフォロワーを持つ前田敦子は、多くても閲覧数が30万ほどと、あまり見られていないのがわかります。また元AKBでは、小嶋陽菜も代表的なインフルエンサーといえますが、彼女も311万人のフォロワーを擁しながら、自身が経営するアパレルやコスメを扱うブランドの宣伝をつぶやいても、20万~30万ビューにとどまっているのです」(スポーツ紙ネット担当記者)
もっとも、そのアパレルの下着を着用した動画とAKB時代のコスチューム姿をアップすると、一気に220万ビューに跳ね上がるなど、ユーザーの好みが如実に反映されていると言えよう。一方で、
「不倫騒動で年末に世間を騒がせた篠田麻里子は現在、240万人ほどのフォロワーがいますが、最終投稿の12月22日のツイートはその3倍近く、650万ビューを超す勢いで見られています。古いツイートの閲覧数は表示されないのでこれまでとの比較はできませんが、騒動のおかげで再注目されたことを裏付ける格好となりました」(同)
この記者が続けて、
「お笑いに目を向けると、やはり松本人志が935万フォロワーと圧倒的な人気で、ビューも1千万超えが珍しくない。次いで有吉弘行が780万フォロワーで、ビューも100万台。反対に、333万フォロワーの田村淳や259万フォロワーの宮迫博之などは、ビューカウントとの“ズレ”が目につきます。田村の投稿は大体8万~35万ビューといったところで、100万を超すのはわずかに過ぎません」
広告案件にも影響が
もっとも、投稿頻度が高いためミュート(相手に知られずに自身のタイムラインに表示しないようにする機能)にしているフォロワーが多い可能性はあるのだが、
「同じく厳しい状況なのが宮迫です。自身が出演したユーチューブを紹介するツイートは5万~30万ビュー前後にとどまり、最近でも1月20日に投稿した舞台稽古中の写真は、わずか10万余り。ツイッター歴は10年以上になるのでフォロワー数は多いものの、人気とともに発信力にも陰りが見えるのは明らかです」(同)
先の井上氏が言う。
「インフルエンサーに依頼する広告代理店などの企業においては、もっぱらフォロワー数がアカウントの力を測る指標であるとされてきましたが、閲覧数が表示されることで、この物差しは過去のものとなります。これまでインフルエンサーともてはやされてきた人たちが激しく入れ替わり、広告案件などにも影響が出ることでしょう」
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