「女性教師のイスに画びょう」「知人を風俗、薬物に勧誘」 連続強盗事件、今村磨人容疑者の“極悪”な素顔
クラスメイトに“お前、ゲロくさいんだよ”
イジメに参加しない生徒は今村容疑者に目を付けられるとあって、大半の生徒が彼に加担するようになった。
「真面目でいい先生だったんですが、ある日、教頭先生から“担任の先生は心の病気で来られなくなりました”との説明がありました。最終的には鬱状態になったそうで、ついに卒業まで姿を見せることはありませんでした」
中学に入ると、その性根は腐敗の度を増し、振る舞いもエスカレートする。
「気が弱いクラスメートに向かって“お前、ゲロくさいんだよ”などと言っていました。また、イジメた子を奴隷のようにも扱っていましたね」
“体売ってでもカネを作ってこい”
さらにこんな話まで。
「中1からたばこを吸うようになり、友達の家をたまり場にしてお酒も飲んでいました。また、暴走族の集会に顔を出すようになって、クラスメートをカツアゲしておカネを巻き上げていた。バスケのボールをぶつけられてアザができた子、たばこを買いに行かされている子もいました」
素行にまつわる逸話にはおよそ事欠かない。
「彼には中学時代、彼女がいたんですが、別の娘と二股をかけていた。私はその彼女にうっかり彼が浮気していることをバラしてしまい、二人は別れたんですよ。彼は大激怒して、私に“お前のせいで別れることになった。慰謝料30万円よこせ。盗んででも、体売ってでもカネを作ってこい”って……。そのことを誰にも言えず悩んだのですが、幸いにも親が私の異常な様子に気付いてくれました」
結局、女性の親が警察に相談。被害届も出し、どうにか恐喝に屈さずに済んだという。
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