武田真一アナは“絶妙なタイミング”でNHKを辞めると言われる根拠 羽鳥慎一も戦々恐々

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「モーニングショー」包囲網

 NHKからフリーになった男性アナは、前述の高橋圭三や草野仁はもちろん、森本毅郎(83)、73年入局の大塚範一(74)、宮本隆治(72)、そしてジャーナリストの池上彰(72)などなど、成功例は多い。

「もっとも、彼らを継ぐ元NHKの男性アナがなかなか出てこなかった。堀尾正明(67)や登坂淳一(51)、堀潤(45)も伸び悩んでいます。民放出身のフリーアナを見渡しても、徳光和夫(81)、福留功男(80)、久米宏(78)、みのもんた(78)はいずれも80歳前後。やや若めの古舘伊知郎(68)ももうすぐ70代です。現在、フリーアナ界は羽鳥慎一(51)の無双状態と言っていいでしょう。それに続くのが宮根誠司(59)、石井亮次(45)といったところ。いずれも帯番組を押さえています」

 武田アナの「DayDay.」も月曜から木曜は9:00~11:10、金曜は9:00~10:25の帯番組だ。

「『スッキリ』(8:00~10:25)とは放送時間が変わりました。前枠の『ZIP!』(5:50~8:00)を1時間延長し、民放唯一の9時スタートの番組になります。さらに、後枠だった『バゲット』(10:25~11:30)の前半を『DayDay.』に組み込んだ。『バゲット』枠はこれまで関東ローカルでしたが、4月の改編から全国ネットになります。“全国の顔”である武田アナにうってつけと言っていいでしょう」

 同時間帯で6年連続の年間視聴率民放トップ誇る「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)の牙城を崩せるだろうか。

「『ZIP!』の水卜麻美アナ(35)から『DayDay.』の武田アナへとつなぐ、『モーニングショー』包囲網を狙っているのかもしれません」

 古巣である日テレの包囲網に、羽鳥アナも戦々恐々としているかもしれない。

「武田アナは大のロックファンということですから、『DayDay.』で新たな一面を出してくれたら面白いでしょうね。また以前、日テレとNHKでコラボ放送をしたときには、『世界の果てまでイッテQ!』に出たいとも言っていたので、実現するかもしれません」

デイリー新潮編集部

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