今年の紅白司会もこの人で決まり…女優・橋本環奈の才能を開花させた“恩人”と言えば?
昨年の「NHK紅白歌合戦」での堂々たる司会ぶりが賞賛された女優の橋本環奈(23)。早くも「今年の紅白も確定」との声が上がっているとか。ローカルアイドルだった彼女の名を全国区にした“奇跡の一枚”が撮られてから10年、その才能を開花させたのは誰か。
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紅白の橋本は、滑舌も良く、ハスキーだが声もよく通った。同じく司会を務めた大泉洋が脱線しかかっても、彼女は動じることなく安定した進行を見せた。一方で、“きつねダンス”を踊るノリの良さもあり、4時間の長丁場を見事に乗り切った。民放プロデューサーは言う。
「それでも、橋本が紅白の司会として発表されたときは『なぜ?』という声が大きかった。いつもなら朝ドラでヒロインを務めた黒島結菜などが選ばれたはずですが、橋本は大河や朝ドラに出演したことがなく、いわゆるNHKへの貢献度も低かった」
それでもNHKは彼女の起用に踏み切った。抜擢した理由についてNHKの林理恵メディア総局長はこう答えている。
林:フレッシュな印象をお持ちで、私が見てもかわいらしい方、度胸のある腹のすわった方という印象がある。新しい風を紅白に持ち込んでいただけるのでは。
「NHKが橋本に抱いた印象は見事にハマったわけです。彼女が主演したドラマや映画がヒットしたわけでもないので、人気だけで抜擢されたと言っていい。とはいえ、人気の理由が可愛さだけではないところが、彼女のポイントだと思います」
福岡の10人組のダンス&ボーカルユニット「Rev. from DVL」のメンバーだった橋本が注目されたのは、市内のイベントでファンが撮影した1枚の写真がネット上で拡散したことだった。“奇跡の一枚”と呼ばれ、彼女は“千年に一人の逸材”とまで評価が高まった。
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