プロ野球「成績不振」でもなぜか“クビ”にならない選手は一体何が違うのか?
経験重視の“捕手”は切られづらい
2月1日のキャンプインで、各球団の補強もひと段落したようだが、山口俊(前巨人)や増井浩俊(前オリックス)、倉本寿彦(前DeNA)といった、実績がありながら、いまだに今季の去就が決まらない選手もいる。その一方で、ここ数年の成績が芳しくないにもかかわらず、不思議となかなか自由契約とならない選手がいることもまた事実である。主な顔ぶれと、昨年の成績を本記事の文末に「一覧表」として並べている。ある意味で“生存能力の高い選手”は、他の選手とは何が違うのだろうか、探ってみた【西尾典文/野球ライター】...