菊池桃子の夫・新原浩朗内閣審議官は遅刻の常習犯 パワハラに部下からは悪評「陰で“おっさん”と呼んでいる」

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議論の場を潰した新原氏

 その後、昨年1月「文藝春秋」2月号に、岸田総理による手記「私が目指す『新しい資本主義』のグランドデザイン」が掲載された。この関係者が続ける。

「手記では“資本主義のバージョンアップが必要だ”として、さまざまな政策が掲げられていますが、ゴーストライターとされたのが新原さんと、首相秘書官で同じく経産省出身の嶋田隆さんでした。この記事について、田和さんは何も知らされておらず、青天のへきれきだったそうです。そのため、ビジョンチームは空中分解。集められたメンバー職員は各省に戻ることになるも、異動となるとまた記者発表が必要になるため、籍は内閣府に残したまま各省に戻るという歪(いびつ)な状況がしばらく続きました」

 新しい資本主義について、これまでメディアなどで「何をやりたいのかわからない」と度々指摘されてきた。その理念を議論する場を潰したのが、ほかならぬ新原氏だったわけだ。これでは、政権の看板を私物化していると指摘されても仕方あるまい。

風呂に入らない

 また、その「人間性」にも疑問の声が上がる。

 先の経産省関係者は、

「新原さんはワーカホリックなところがあって、経産省時代は平気で何日も省に泊まり込んでいた。風呂にも入らないので、“臭い”と言われることもしばしば。ある時は正月にアメリカ出張を入れようとしてひんしゅくを買ったこともありました」

 現在の内閣官房でもとても組織を統率する立場とは思えない振る舞いだという。

 事情を知る自民党のベテラン秘書が、

「新原さんはとにかく部下の名前を覚えないんです」

 その横暴ぶりを指摘する。

「現場からアイデアを吸い上げたり、チームで仕事をしようという意識が皆無。例えば、新たに部下が異動してきても、“これからよろしく”とかそういうあいさつもしない。さらにひどいのが朝令暮改ぶりです。前日に部下に指示を出して、資料を作らせても、次の日になって、“なんだこれは!”と烈火のごとく怒り出す。資料は指示通りに作っているのに、その指示を忘れて、書き直させることもあるのです。部下たちも新原さんのことを揶揄して“将軍”“やつ””おっさん”などと陰で呼んでいます」

 これぞ世に言うブラック職場ではないか。

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