花田優一の「一日バー店長」に行ってみると… 店の入り口に「お父さんはタダ」「是非来て和解して下さい!!」
つくづく話題に事欠かない一家である。さる1月8日、元横綱貴乃花(50)と河野景子(58)の次女・白河れい(20)が芸能界デビュー。いきなり母の古巣のフジテレビ系番組でレギュラーが決まるなど、早くも“業界の思惑”が漂うのだが、その陰で、靴職人だったはずの長男・優一(27)は……。
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会見で着物姿を披露した白河は、17歳の誕生日を最後に貴乃花とは会っていないといい、「父はまだデビューを知らない」などと口にしていた。父母が離婚したのは2018年10月、それ以降も父娘の交流は続いていたのだろうか。一方、長らく“絶縁”されているのが長男の優一だ。靴職人の傍ら画家から歌手、俳優まで手を伸ばすものの迷走し、報じられるのはトラブルばかり。昨年6月には、ブログにこうつづっている。
〈靴を製作するという日々を一度、休止させていただくことに致しました〉
そして、妹のデビューから間もない20日の夜、彼の姿は東京・お茶の水にあった。この日、優一は「BARスジャータ」で一日店長を務めていたのだ。僧侶でもある店のオーナーが言う。
「昨年末、優一さんのTikTokライブのコメント欄で声を掛けたところ『面白そうですね』とお返事があり、実現しました。打ち合わせでお会いした彼は、黒いティアドロップのサングラスをして業界人のオーラが漂っていましたね」
「母が九州の人間なので」
店の入口には優一の写真が掲げられ、「お父さんはタダです。是非来て和解して下さい!!」とある。チャージは千円、1500円で一緒にメッセージ入りのチェキも撮れるのだとか。
まずは入店し、テーブル席に着くと軽く会釈で迎える優一。自らマドラーを手にハイボールを作っている。ほどなく、女性客を中心にカウンター席が埋まり始める。ユーチューブでコラボしたお笑い芸人「さらば青春の光」のファンや、「スー女(じょ)」(相撲ファンの女子)などさまざまだ。マグカップで焼酎のお湯割りを飲みながら本人が言うには、
「僕は結構お酒は強いんですよ。母が九州の人間なので、その遺伝子が入っていて肝臓が強いんです」
ここで客から、
「お父さんもお強いの?」
そう尋ねられると、
「父は現役を引退してから飲むようになりましたね。でも、母の方が強いですよ」
と打ち明ける。優一に靴を作ってもらった知り合いがいるという客が、
「“結構待たされたけど、いい靴だった”と言っていましたよ」
そう話を向けると、
「うれしいなあ。まだ履いていてくれるといいけど」
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