中村俊輔の代表コーチ説、最大の不安要素は? 先に就任した名波と「犬猿の仲」
「二人は犬猿の仲」
だが、そんな期待を霧散させかねない不安要素が浮上した。ある人物が中村より先に、森保監督に次ぐナンバー2のコーチ役に就任したのだ。その人物とは、
「同じく元日本代表MFの名波浩(50)。彼もフリーキックの名手ですが、問題なのは特技がかぶることではなく、二人が犬猿の仲だということです」
代表チームで一緒にプレーしていた二人は、元々は仲良しだった。2017年、中村が長年在籍した横浜Fマリノスを離れ、名波が監督を務めるジュビロ磐田に移籍したのも、名波からの熱いラブコールにほだされたからだとか。ところが、
「ジュビロに移ってから、次第に名波監督は俊輔を冷遇するようになった。人望のある俊輔が来たことで、自身の求心力低下を恐れた、とささやかれたことも。チームメイトも声をかけ辛くなり、俊輔は孤立化。やがて二人は、お互い顔も見たくないほど険悪な関係になってしまったのです」
代表コーチになれば、犬猿の仲とも顔を合わせないわけにはいかない。
どうする俊輔。
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