「インフル患者」急増で“マスク意味ない”の声も… 専門医が明かす“感染拡大”の真相と、軽視できない高リスク層

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 新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にある一方で、インフルエンザの感染拡大が顕著になっている。メディアと一部の専門家は「3年ぶりの流行」に警鐘を鳴らすが、その感染実態を検証すると、意外な事実が見えてきた。

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「インフルエンザが流行期に入った」と、厚労省が発表したのは昨年12月28日。以降、感染者は増え続け、今月22日までの1週間(第3週)で全国の感染者(定点報告数)は4万7366人を数え、今年最高を記録。同期間に医療機関を受診した推定患者数も約28万7000人と、前週比で約3万人増えた。...

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