口封じで9500万円を受け取っていたハンギョレ新聞幹部…韓国大手紙と政界の癒着に唖然、呆然
ばらまかれた商品券
「判事と金氏の不適切な関係は大きく報じられました。何しろ大法院が無罪判決を下したからこそ李氏は大統領選に出馬することができたのです。金氏が得た巨額の不正利益が違法資金として流れたことを証明する事件であり、『李氏の関与は間違いない』と考える韓国の有権者も増えています」(同・重村氏)
そして、金氏が韓国のマスコミにも「金をばらまいていた」ことが明らかになってきたのだ。
1月10日、ハンギョレ新聞は編集局副局長の解雇を発表。金氏からマンション購入資金として合計9億ウォン(約9500万円)を借り入れていたことが判明したためだ。
ハンギョレ新聞は左派の論調で知られ、過去の軍事政権に対する厳しい報道姿勢とスクープ記事で高い評価を受けてきた。
そんな新聞社の幹部が疑惑の人物から巨額の資金を借りていたという事実は、韓国社会に衝撃を与えた。同じく10日には同社の代表と編集局長が引責辞任したことも、事態の大きさを物語っている。
金氏と韓国メディアの癒着に関しては、保守系の朝鮮日報が詳報を続けている。同紙の日本語電子版から、2つの記事のタイトルを紹介する。
◆メディア買収試みた金万培氏、記者らに4000万ウォンの商品券ばらまいていた(1月10日)
◆大庄洞開発疑惑・金万培氏、中央日報幹部級記者の銀行口座に1億ウォン送金(1月13日)
編集部註:日本円にして約440万円と、約1100万円
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