“闘将”星野仙一監督の熱い説得で“断念”も…幻と消えた「日本人メジャーリーガー」
「変に誤解されると困るので話せません」
ポスティングでのメジャー移籍を目指していた、藤浪晋太郎(前阪神)がアスレチックスと年俸325万ドル(約4億2000万円)で契約し、1月18日に入団会見を行った。その一方で、過去にはメジャー入りを熱望しながら、最終的に断念した“幻の日本人メジャーリーガー”も何人か存在した(金額はいずれも推定)。【久保田龍雄/ライター】
1984年オフ、大リーグ移籍を前提に、球団に退団を申し入れたのが、藤浪の大先輩にあたる阪神のリリーフエース・山本和行である。...