16万人の「脳MRI画像」を見てきた専門家が解説 脱「三日坊主」を可能にするトレーニング術とは
「やめるのはいやだ」という現状維持バイアス
つまり、三日坊主を生み出していた「これまでやっていなかったことをやるのは嫌だ」という現状維持バイアスが、1週間継続することによって「これまで続けてきたことをやめるのは嫌だ」という現状維持バイアスに転換するのです。
このように、小さな歩みを積み重ねることで三日坊主を脱し、継続的に脳に刺激を与え、生涯健康脳の実現を可能にするわけです。
このスモールステップ法は学び直しに限らず、あらゆる認知症対策に生かせます。
脳を活性化させる運動、脳に良い食事、脳を健康にする生活習慣。
世の中にはさまざまな認知症対策が紹介されていますが、どれも続かなければ意味がありません。散歩であればまずは100メートルから、食事を工夫するのであれば3食全てではなく1食から。認知症対策も小さな歩みから始まるのです。
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