五大医学誌が発表「認知症発症リスクは40%低減できる」 実現するために必要な「五感トレーニング術」とは

ドクター新潮 ライフ

  • ブックマーク

 現在、がんを抜いて「最もなりたくない病気」となっている認知症。鳥取大学医学部教授であり、日本認知症予防学会理事長の浦上克哉氏が、発症リスクを低減させる「五感トレーニング術」について指南してくれた。

 ***

 2年後の2025年には、認知症患者は730万人にも達すると予測されています。この数は、65歳以上の高齢者の実に5人に1人に相当する。現代の日本において、認知症はまさに「国民病」といえるほど切実な問題になっています。

 それでは、日本を悩ませているこの認知症とは、とどのつまりどんな病気といえるのでしょうか。...

つづきを読む