「大人になるにつれ時の流れを早く感じる」 物理学者・森亮が残りの人生の「体感寿命」を計算すると驚きの結果に

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「最近時の流れ、はやくない?」

 東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センターで助教を務める物性物理学者の森亮さん。「大人になるにつれ時の流れを早く感じる」という命題にさまざまな数式を駆使して向き合い、深夜のテンションで編み出した「相対的体感寿命」なる概念とは?

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 30代に差し掛かった頃、自室にてふと思った。

「最近時の流れ、はやくない?」

 思えばここのところ「今年はあっという間だったな、記録更新だわ」と毎年つぶやいている。毎年というか、月単位で毎回記録更新している。...

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