テレビマンに今年ブレイクしそうな女優を訊ねると…昨年活動再開した意外な人の名が
危うさと存在感
「今回、改めて彼女の出世作であり、東出との交際のきっかけとなった映画『寝ても覚めても』を見直してみました。本人が『モデル上がりで、演技には自信がない』と言っていたとおり、その演技はたどたどしいものでした。彼女はヒロイン役でしたが、共演の伊藤沙莉(28)の演技に圧倒されてしまっています。舞台は大阪ですが、関西弁もいまひとつでした」
ただし、
「何と言ったらいいんでしょうか、彼女には目が離せない危うさがあるんです。ハラハラドキドキさせる何かがある。落語家で言うところの“フラ”、何とも言えないおかしみが欠かせないように、俳優になくてはならない存在感があります。新作『の方へ、流れる』の予告編も見ましたが、ハンパでない存在感があるんです」
唐田は「の方へ、流れる」の主演をオーディションで勝ち取ったそうだ。セリフはあえて棒読みっぽくしているのかもしれないが、確かに銀幕で映えそうだ。
「ドラマ『silent』(フジテレビ)で大ブレイクしている川口春奈(27)と同じ丸顔で、顔立ちも似ています。配信などでスマホサイズの画面で見ても映えるでしょう。もっとも、川口は清純そのものですが、唐田は男を惑わす小悪魔系。こういうタイプは、今の若手ではなかなかいません。今年、配信予定の『極悪女王』も楽しみです。Netflixの『全裸監督』で元セクシー女優の黒木香を演じた森田望智(26)のように、唐田も化けるかもしれませんよ」