年俸280億円のC・ロナウド サウジが先行投資する理由はW杯招致か
サッカーのポルトガル代表、クリスティアーノ・ロナウド(37)がサウジアラビアのアルナスルに加入することが決まった。
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契約は2025年までで、年俸は2億ユーロ! 日本円にして約280億円に及ぶ。
1年365日で割ると、日当は約7700万円。庶民には目がくらむ額だが、リーグ戦の試合数は年間30試合程度というから、30で割ると1試合当たりの給料は10億円に迫る。ピッチに立つ度、彼は年末ジャンボ宝くじ1等に当選している勘定になる。
招致活動の大使に就任すると年棒は増額か
さて、世界の著名アスリートたちが稼ぐ金額といえば、米誌「フォーブス」が毎年発表している長者番付が有名だ。昨年5月に発表された最新の番付によると、1位は同じくサッカー選手でアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(35)で年収1億3千万ドル(約170億円)。2位はアメリカのバスケットボール選手、レブロン・ジェームズ(38)。クリロナは3位で1億1500万ドル(約150億円)だった。ただしこれらは“年収”であって、スポンサー料などの副収入も含まれる。今回の280億円は純粋にピッチ上で稼ぐ額に限られるのだから、いかに破格であるかがわかる。
もっとも、サッカーライターによると、
「オイルマネーとはいえ、サウジがこれほどの額をクリロナに注ぎ込むのは、2030年W杯の開催地になることを目指しているから。スペイン紙によると契約は2回に分けて行われ、最初は選手として、その後、招致活動の大使に就任すると、年俸は更に増えるとのことです」