半導体戦争で板挟みになる韓国 米国の圧迫と中国の嫌がらせ…頼みの綱は日本の輸出管理撤廃

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 半導体戦争でも二股を続ける韓国。米国が「中国と別れろ」と圧力をかけると、中国も「技術者の入国禁止」で応じた。砲煙が激しくなる一方のこの戦争を韓国観察者の鈴置高史氏が“洞ヶ峠”から読む。

鈴置:R・エマニュエル(Rahm Emanuel)駐日米国大使がブルームバーグの電話取材を通じ、韓国に露骨な圧力をかけました。韓国も中国に対する半導体輸出規制に参加するよう要求したのです。

「日本など3カ国との取り決め必要―対中半導体輸出規制で駐日米大使」(1月10日、日本語版)から、半導体分野での中国封鎖網に関する大使の発言を拾います。...

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