育成契約から這い上がれ! 今年期待される“育成選手”6人の実名【2023年セ・リーグ編】
巨人ドラ1「浅野翔吾」のライバル候補
昨年オフに11人もの選手を育成再契約とした巨人。主な候補は、『FA補強ゼロの巨人に“金の卵”が…育成選手に「スピードスター」と「即戦力右腕」』(デイリー新潮、1月14日配信)という記事で紹介した。それ以外に今後が楽しみな選手として挙げたい選手が、育成ドラフト6位ルーキーの三塚琉生だ。
桐生第一では、2年時から中心選手として活躍してきた強打の外野手で、3年夏の群馬大会では4試合で打率.467、2本塁打と見事な成績を残している。
脚を痛めていた影響もあって、守備と走塁でアピールできなかった点が、ドラフトの順位が低くなった原因と考えられるが、確実性と長打力を兼ね備えた打撃は、間違いなく全国で上位クラスに位置している。
三塚は、ドラフトに先立ち実施された入団テストで、ファーストの守備も披露している。視察したスカウトは「ファーストの守備も上手でびっくりしました。グラブさばきは、(巨人の主力選手として活躍した)駒田徳広さんみたいでした」と評価していた。同じ高校卒の外野手では、ドラフト1位の浅野翔吾に高い注目が集まるが、三塚が将来的にライバルとなる可能性もありそうだ。
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