中居正広 レギュラー番組復帰で見えた2つの局への“気遣い”と“本当の狙い”

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WBCに関わりたい

「中居は未だに病名を明かしていませんが、昨年のやつれた様子とは打って変わり、元気な姿を見せてくれました。もっとも、早い復帰を安心する声がある一方、一気に全レギュラー番組で復帰したため、また体調を崩すのではないかと心配する声もあります」

 レギュラー番組のみならず「Nキャス」にも特別出演した中居、そんなに焦らなくてもいいのに。

「各局の復帰の時差を最小限にとどめたのは、中居の気遣いに他なりません。2カ月も休んで申し訳ないという気持ちの表れでしょう。もっとも、彼にはもうひとつ希望があるといいます。それを表しているのが、復帰の順番です」

 テレ朝とTBSが早かったが。

「中居の野球好きは有名ですが、彼には夢がある。それは3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の関連番組から出演オファーをもらうことだそうです。WBCの中継権を持っているのはテレ朝とTBSなんです」

 そんなことのために?

「彼にそんなことを言ったら怒られますよ。約2週間にわたる“野球の世界一決定戦”に、今回はメジャーリーグから“二刀流”の大谷翔平やダルビッシュ有、国内からは“村神様”こと村上宗隆、完全試合の佐々木朗希など、稀に見るスター選手が勢揃いします。東京オリンピックでは“キャスター中居”の登板はありませんでしたが、今年のWBCにはなんとしてでも関連番組に出演したいと切望しているそうです」

 もうちょっと休んでからでも良かったのでは?

「それでは遅いと判断したのでしょう。1月中に復帰して元気な姿を見せつけておけば、また体調が悪化して穴を空けてしまうのでは、というスタッフの不安も取り除くことができますからね。そのため彼はまずテレ朝の『ニュースな会』から番組復帰し、その直後にTBSの『金スマ』収録、さらに生放送の『Nキャス』にまで異例のVTR出演をしたわけです。久しぶりに番組出演したことで視聴率も良く、話題性もあった。彼はテレビ局への気遣いと共に、美味しい部分をプレゼントすることで恩も売ったということでしょう」

 本当に元気だこと。

デイリー新潮編集部

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