渡辺謙と堺雅人、事務所を辞めて独立したそれぞれの今後を占う

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「理由はわかんないよ」

 独立の理由について問われると――

「理由はわかんないよ。マネジメントを自分でやりたいと言うのだから、そういう人を引き留めてもうまくいくわけないじゃない。もう一緒に仕事なんてできないよ。自分でやりたいって言うのにさ、“君じゃダメ、僕じゃなきゃ”って誰が言えるんですか。(7月に予定される日曜劇場は)TBSと堺君で直接やってくれとなっていて、うちは関わっていません」(同)

 芸能界のドンと呼ばれる田邊社長の神経を、堺の振る舞いが逆撫でした感じがよく伝わってくる。

「田邊社長としては堺さんが本当に無名の頃から面倒を見てきたという思いがあるだけに、腹を割った話ができなかったのは残念だったのでしょう。堺さんの独立の理由については各方面に聞いたところ、皆が“ミステリーだ”と言っていますね」(先のデスク)

 他方、渡辺については、

「海外での仕事をより優先したいという思いがあるようですが、日本での窓口は変わらずケイダッシュが担うようで、その意味でも円満な印象を受けますね。交際中の女性との結婚も報じられています。それについては心配する向きもいないわけではないけれども、仕事には関係ないでしょう」(同)

とにかく辞めたくて仕方なかった

「堺さんの場合、事務所の社長がよくわからないと言っている以上、各方面に相談した事実はなさそうです。普通は、そういう話をしている間に関係者に漏れて伝わるものですからね。となると、妻の菅野美穂さんとそれに近い限られた人しか知らなかった可能性が高いですね」(同)

 渡辺同様、日本を離れて海外への挑戦も視野に入れているのだろうか?

「それもあるかもしれないといった推測は出ていますね。ただ、それにしても単なる事務所ではなく芸能界のドンと気まずい関係になってまで飛び出したというのは、“とにかく辞めたくて仕方なかった”ということだろう、と指摘する人も少なくないですね」(同)

 糟糠の妻ならぬ糟糠の事務所と分かれることになった堺――その今後を占うのは、田辺社長のコメントにもあったTBSの日曜劇場ということになりそうだ。『半沢直樹』で堺を国民的なレベルに引き上げた枠だけに、ファンの期待も高い。ここで成功をおさめ、新たなスタートを飾れることになるだろうか。

デイリー新潮編集部

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