上沼恵美子が「アウト×デラックス」と「格付けチェック」で存在感 今年はいよいよ“東京進出”か
高視聴率に貢献
民放キー局のプロデューサーは「まさに今回の年末年始、上沼さんは復活の狼煙(のろし)を上げたと言えるでしょう」と語る。
「相次いで冠番組が終了し、自虐ネタを披露していた時期もありました。しかし現在、上沼さんは東京進出を計画していると思いますし、東京の民放キー局も注目しているはずです。『格付け』であんなに謙虚に振る舞ったのが何よりの証拠です。まだまだテレビ出演への意欲が衰えていないからこそ、サポート役を引き受けたのです。視聴率も19・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、リアルタイム、世帯)と好調で、上沼さんは高視聴率に大きく貢献したと言えます」
和田は1950(昭和25)年、上沼は1955(昭和30)年の生まれ。歌手と漫才師と専門は異なるものの、共に大阪の劇場で下積み時代を過ごした。
「そうした個人的な歴史もあって、上沼さんは和田さんを先輩として接したのでしょう。上沼さんのことを嫌いな人は、彼女を“傲岸不遜”だと感じるようです。ですから、あの低姿勢はインパクトが大きかった。番組で『チーム・和田恵美子』が人気を集めたのは当然だと言えます」(同・プロデューサー)
鍵を握るのは日テレ
「アウト×デラックス」でも明かされたが、上沼は夫の真平氏と別居しているという。
夫の言動によるストレスに苦しめられ、離婚を切り出したが同意してもらえなかった。そのため別居に踏み切った──と番組で振り返った。
ただし、週に1度は会っているとのことで、離婚を切り出したり、別居となったりしていることを「後悔している」とも述べた。
「上沼さんは結婚すると、夫の性である『上沼』で芸能活動を再開し、夫との約束も遵守しました。現在主流の夫婦イメージとは合致しないかもしれませんが、特に高齢の視聴者層が上沼さんを好きな理由の一つだと考えられます。とはいえ、もう彼女も67歳。約束を破っても罰は当たらないはずです。年末年始の番組で充分に実力を見せつけました。いよいよ東京進出の時機が到来したと考えていいでしょう」(同・プロデューサー)
上沼の東京進出を考える際、日本テレビが鍵を握る可能性があるという。
「日テレはデヴィ夫人(82)やギャル曽根さん(37)など、女性タレントをバラエティ番組で起用し、新しい魅力を視聴者に感じさせるのが得意です。上沼さんに関しては前例もあります。昨年7月、『行列のできる相談所』に出演し、視聴者の好評を得ました」(同・プロデューサー)
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