「どうする家康」好スタート これまでとは違う…同業者が感じた“4つの驚き”

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サービス精神も余念なし

「他にも発表されている出演者は、里見浩太朗、松嶋菜々子、寺島進、藤岡弘、、北川景子、山田孝之、ムロツヨシ、松山ケンイチ、リリー・フランキー、広瀬アリス、市川右團次、中村勘九郎などなど、史上最高の贅沢なキャスティングかもしれません」

 脚本は「ゴンゾウ 伝説の刑事」(テレビ朝日)や「リーガル・ハイ」(フジテレビ)、「コンフィデンスマンJP」(同)などで知られる古沢良太だ。

「小手伸也が出ているので余計にそう感じるのかもしれませんが、『コンフィデンスマンJP』っぽいノリの良さがあります。情けない家康がどう成長していくのか、悪女として描かれることの多い築山殿はどう描かれ、有村はどう演じるのかなど楽しみも多い。岡田=信長の怪演にも期待しています」

 初回は15分延長だった。ドラマ直後に放送される「どうする家康ツアーズ」の語りは松重だった。

「本編の語りは寺島しのぶでした。従来ならNHKのアナウンサーが担当するパターンなので、役者を起用するのは珍しい。なんだか『孤独のグルメ』(テレビ東京)みたい、なんて思っていたら、映像には主演の松潤が現地ロケで登場。最後までファンサービスに抜かりがありませんでした」

 次回は松潤VS岡田の対決もある。

「『どうする家康』は、ジャニーズファンはもちろん、全世代、ファミリー層に向けて、数字を取りに来ています。裏番組の『ポツンと一軒家』(テレ朝・ABCテレビ制作)はもちろん、『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ)にとっても、厄介な存在になりそうです」

デイリー新潮編集部

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