3歳長女に熱湯で再び逮捕の25歳母親 4年前に明かされた長男の“悲痛な叫び”と長女の“深刻な重症度”

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異例の逮捕

 判決が下り、少なくとも刑事司法のシステムでは一区切りがついたはずだった。ところが今回、傷害容疑で橋本容疑者だけを改めて逮捕するという異例の展開になった。朝日新聞は「神奈川県警は判決後も捜査を続けていた」と報じている(註4)。

「朝日新聞は、長女のやけどの程度が背中からお尻までと範囲が広く、おまけに重傷だったことから、神奈川県警は継続的な捜査を続けてきたと伝えました。県警は複数の専門医から聞き取りを行うなどして、『橋本容疑者が長女に対し、故意に大やけどを負わせた』と判断、逮捕に踏み切ったのです」(同・記者)

 今回の逮捕時に神奈川県警が発表した橋本容疑者の住所は、横浜市鶴見区でもなければ、埼玉県草加市でもなかった。同じ埼玉県の川口市で、職業は「飲食店従業員」だった。

 橋本容疑者は「やっていません」と容疑を否認しているという。

註1:やけど3歳放置 認める 母親と同居男 初公判で(読売新聞神奈川県版:2019年5月14日)

註2:大やけど3歳 「誤って熱湯シャワー」 放置容疑 母と男 パチンコ(読売新聞朝刊:同年3月6日)

註3:保護責任者遺棄:長女に虐待疑い、親族が児相相談 母親ら逮捕 横浜(毎日新聞朝刊:同年3月6日)

註4:傷害容疑で逮捕 娘のやけど放置し有罪の母 神奈川(朝日新聞夕刊:1月11日)

デイリー新潮編集部

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