「ラヴィット!」は年末ゴールデン特番で令和の「笑っていいとも!」になれるか

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 昨年12月28日、朝の“大喜利番組”「ラヴィット!」(TBS)が、とうとうゴールデンに進出。その名も「ゴールデンラヴィット!」が、夜9時から3時間の生放送を敢行した。これは、かつて昼のバラエティ番組「笑っていいとも!」(フジテレビ)が、年末に「笑っていいとも!特大号」を放送したパターンだ。はたして「ラヴィット!」は令和の「いいとも!」になれるのか。

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「ラヴィット!」の公式Twitterでは以下のように告知された。

《1年9か月の感謝を込めてお届けする/ラヴィット!初のゴールデン特番/『ゴールデンラヴィット!』/ついに、今夜9時から3時間生放送!》

 あえて《1年9か月》と記したのは、低視聴率のため1年半で打ち切られた前番組「グッとラック!」を超えたということだろうか。民放ディレクターは言う。

「もっとも、2021年3月末にスタートした『ラヴィット!』の初回視聴率は2・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)で、末期の『グッとラック!』より数字を落としたのです。さらに、放送10回目の4月9日には1・1%という空前の低視聴率を記録し、早々に打ち切られるという声が上がりました」

 4月9日は、松山英樹がアジア人として初の優勝を果たした「マスターズゴルフ2021」の初日だった。生中継が延長したため、「ラヴィット!」は20分遅れで始まった。ところが、MCの川島明は、ゴルフには一言も触れず、いつも通り番組を進行した。

「当時は批判もありましたが、結果的に生活情報バラエティ番組であることがハッキリと打ち出されました。いまでは生活情報よりも、川島を中心とした“大喜利”を楽しむ番組として他局との差別化が図れたのです。さらにゴールデン進出ですから、Twitterに記された“1年9か月”に、スタッフの並々ならぬ想いが感じられます」

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