徳川家康は今川家の人質として苦難の少年時代を送った…はウソだった 近年、分かってきた本当の待遇とは
1月8日にスタートする松本潤・主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」。第1回「どうする桶狭間」で、徳川家康 の一大転機となった桶狭間の戦いがどのよう描かれるのかが見ものだが、家康の少年時代の描き方にも注目したい。今川家の人質として不遇な少年時代を送ったと語られることが多いが、事実とは異なるようだ。【安田清人/歴史書籍編集者】
家康は何度も改名を繰り返しており、桶狭間の戦いが起きた当時は「松平元康」と名乗っていた。
幼名の「竹千代」から「元信」と改めたのは数え年で14歳のとき。...