正月特番「スポーツ王」で改めてわかった石橋貴明の実力 また「とんねるず」に出てもらいたいが難題も
石橋のMC力
“村神様”が新語・流行語大賞を受賞したのも、サッカーW杯が盛り上がったのも、昨年12月のこと。タイミングが良かったのだろうか。
「各界の日本代表クラスを呼ぶことができたのは、長く続いた『スポーツ王』だからこそ。そして、彼らを鼓舞し、イジりまくり、素晴らしいコンテンツに仕上げたのはとんねるず、とりわけ石橋の腕だと思います。もし同じ立場に、BIG3（ビートたけし、タモリ、明石家さんま）やウッチャンナンチャン、くぃいむしちゅーらがいても無理でしょうね。今回改めて、石橋の仕切り力に感嘆しました」
石橋の上手さとは？
「彼のMCは自分が前にグイグイ出る、昔ながらのタイプです。古舘伊知郎やみのもんたと同じタイプのようですが、大きく異なるのは“村神様”や水谷豊でさえひれ伏してしまう“親分力”です。けっこうイジりながらも、出演者を立てることができるのです」
「スポーツ王」に水谷豊がゲスト出演したのは、木梨の親友だからということは容易に想像できる。そのため石橋も、卓球対決が始まってしばらくは大人しくしていた。ところが、水谷のミスが増えてくるとツッコミ始めた。最初はムッとした様な顔を浮かべた水谷も、最終的には“豊ちゃん”呼ばわりに笑うしかなかった。
「女子ゴルフの渋野も笑顔が緩みっぱなしで、こちらも楽しくなってしまいます」
プロが絶賛するMC力は、昨年末にも見て取れた。
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