独白・アントニオ猪木さん 「私の師匠・力道山が北朝鮮からの帰国船で新潟に来た娘・金英淑と対面した日」
昨年10月1日に亡くなったアントニオ猪木さん(享年79)は、北朝鮮との外交に尽力したことで知られる。生前の訪朝回数はじつに33回。時に批判も招いた自身の活動について語ったのが以下のインタビューだ。“燃える闘魂”が北に抱いていた想いとは――。(以下「新潮45」2017年11月号より)
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ミサイル発射や核実験が相次いだ時期なので、今回の訪朝にさまざまな意見があることは分かっています。それこそ、「なんだ! 猪木は北朝鮮のたいこ持ちをするのか!」という批判も含めてね。...