1790億円の詐欺で逮捕され、負債総額は4300億円… 浪速の女相場師「尾上縫」の実像

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 いまや国際社会のなかでも“ひとり負け”の感が否めない日本経済だが、わずか30年前には未曾有のバブル景気に列島が沸き立っていた。当時、日本の地価の総額はアメリカ全体の4倍ともいわれ、土地・株・カネが飛び交う狂乱のなか、得体の知れないバブル紳士が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し、数多のスキャンダルが世の中を賑わせた。令和の世とは何もかもがケタ違いな、バブル期を象徴する人々が関わった“事件”を振り返ってみたい。

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「ガマのお祈り」で株の銘柄を占う料亭の女将(おかみ)の元に金融機関の関係者がこぞって集い、その“ご託宣”に耳を傾けた――。...

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