知床観光船事故、社長の父が周囲に漏らした“高い保険に入っていてよかった”  船長への責任転嫁発言も【スクープその後】

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 北海道の知床半島沖で観光船が沈没し、乗客14人が死亡した事故から8カ月以上が経過した。12月15日、事故について調査を進めていた国の運輸安全委員会は、沈没の原因がおおむね解明されたとして経過報告書をまとめ、事件の解明に一歩前進したかに見える。一方、運航管理者を務めていた桂田精一社長については、業務上過失致死の疑いで来年立件されると報じられている。事件当日の様子やその後の社長の対応などについて、改めて振り返る。

(以下、「週刊新潮」2022年5月5・12日号を再掲する。...

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