乃木坂46の写真集が売れる“しかけ”とは? 5大トピックスから振り返る2022年のグラビア事情
高田里穂など、お久しぶりグラビアが増加
毎年のように若いグラドルデビューしては消えていくが、2022年は久々にグラビア復帰したタレントが目立った年だった。
その筆頭は高田里穂(28)だろう。2010年に放送された「仮面ライダーオーズ/OOO」でヒロイン泉比奈役を演じたことでも知られる高田 は、その後モデル、女優として活動していたが、2021年9月の「週刊プレイボーイ」にて11年ぶりにグラビアに復帰し、メリハリのきいたボディーとお姉さん的色気で話題となった。
2022年に入ってからもグラビアの活躍は続き、週プレ、ヤングジャンプでそれぞれ2度表紙を飾った。10月にはこれも11年ぶりとなる写真集「完成された未完成」を発売と、ライダーヒロインを務めていた10代の頃以上の活躍を見せた。理想的な再ブレイクといえるだろう。
他にも2007年「獣拳戦隊ゲキレンジャー」で悪のヒロインメレ役を演じ、グラドルとして活動した平田裕香(39)も3月に週プレで14年ぶりにグラビアを披露したほか、2019年に結婚を機に芸能界を引退していた「アイドリング!!!」の大川藍(29)も6年ぶりにグラビアを再開。女優として活動する水崎綾女(33)も10年ぶりとなる写真集「Ayame」を4月に発売している。
中でも2017年に女優転身のため、グラビアを卒業した池田夏希(35)の復帰は良かった。グラドル時代からスレンダーな体と色気あるグラビアで人気だったが、今年復帰するとその妖艶さに磨きがかかった印象 で、10年ぶりに発売された写真集「再会」も30代を超えた女性だからこその魅力あふれる作品に仕上がっていた。
人気グラドルだった杉原杏璃(40)の5年ぶりとなる写真集の発売も来年発売されることが既に発表されており、2023年も引き続き往年のタレントのグラビア復帰が見られるかもしれない。
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