「スシロー“おとり広告”」から「底辺職ランキング」まで 2022年も豊作「炎上ネタ」を一挙公開!

国内 社会

  • ブックマーク

2023年も

【16】KDDIが2日間の通信障害を3589万人に対し起こし、どれだけの賠償がされるかという憶測が広がったが、結局はお詫びとして200円を返金。ただし、同社社長が技術畑出身だったため、記者会見の説明が淀みなく評価を高めた。

【17】世界有数のマスク装着率、ワクチンのブースター接種回数世界ぶっちぎりトップの日本のコロナ陽性者は7月から10週連続世界一を達成し、11月からも7週連続世界一。11月以降は死者数2位。それでも専門家・政治家・ツイッターの「医クラ」(医療クラスター)・メディアはワクチン激推し。日本は世界でも稀な5回接種推進国。2023年4月以降も無料化を決定し、6~8回接種へ邁進中。

【18】5月、立憲民主党の愛知議連の議員が名古屋の高級焼肉店で脱糞 という文春の大スクープ。

【19】「経済再生大臣」ならぬ「経済破壊大臣」との異名を持つ西村康稔氏が上梓した『コロナとの死闘』(幻冬舎)がヒド過ぎる。もうこんな駄本、これ以上書きたくないので、私の書評へのリンクを貼っておきます。
note「西村康稔氏の『コロナとの死闘』を読んでみたが凄まじい本だった」
https://note.com/mediajin/n/nbee8b8926a8c

【20】最後は2つまとめます。「ジョブチューン」という番組は、プロの料理人がチェーン店の料理を評価しますが、某コンビニの和風ツナマヨネーズと某ファミレスのパンケーキをぼろくそにけなし、このシェフらが炎上。そしてこれらの売り上げが増えた件。あとはもうどうでもいいが、美人とされるプロゲーマー女性が「170cmない男は人権がない」と述べて炎上・解雇。

 今年もどうでもいいバカニュースだらけでした。どうせ2023年もバカニュースだらけなのでしょう。

中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973(昭和48)年東京都生まれ。ネットニュース編集者。博報堂で企業のPR業務に携わり、2001年に退社。雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』等。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 3 4 次へ

[4/4ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。