香川照之の性加害で被害者がPTSDに 下着を剥ぎ取り、胸部を直に触り…やりたい放題セクハラ【スクープその後】
事務所は取材に回答せず
被害に遭った美麗さんは、取材に黙して語らない。訴状によると、香川が出るテレビ番組を見ないようにしても、「トヨタイムズ」編集長役などCM出演が頻繁なので、〈意に反して日々訴外香川の顔を見ることを強いられ、日々精神的損害を累積させられた〉という彼女。もう思い出したくないのかもしれない。
言うまでもないが、強制わいせつ罪にせよ痴漢にせよ現在では親告罪ではない。つまり被害者の告訴と関係なく犯罪となりえるのだ。もちろん酔っていたかどうかも関係ない。
情報番組のMCとして、公共の電波でニュースを伝えもする香川は、数多くの危機管理の失敗例を目の当たりにしてきたのだろう。
今回、早めに事実を認めることで事態の収束を図ったと見られる。それがどこまで奏功するかーー。
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(以上、「週刊新潮」2022年9月1日号再掲)
本誌の報道後、事情を知った知人の勧めもあり、性加害を受けた元ママは弁護士を通じ、改めて香川側に謝罪を求めたそうだ。しかし、
「香川さん側からは“一連の報道に便乗したもの”“加害でないものを加害に仕立てる論理のすり替え”“そもそも時効になっている”といった言葉が並ぶ文書が届いただけでした」
香川の所属事務所からは、〈私どもの見解は、すでに貴社が入手されている文書のとおりですので、再論は致しません〉との回答。
ようやく舞台への復帰は果たした香川だが、まだまだテレビ、CMへの本格復帰には時間がかかりそうなのだ。