タイ在住の企業家・後潟佑哉が元カノの住所を20年ぶりに訪ねてみた結果とは?
学生時代に付き合っていた彼女の夢
沢木耕太郎の「深夜特急」に憧れ26歳でバンコクに移住、現地で起業し、トラベルカルチャー誌「TRANSIT」などにも寄稿する、企業家の後潟佑哉さん。コロナ禍により日本とタイの往来が難しくなった日々の中で、久しぶりに帰国した彼が向かった先は……。
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妻子がいる今になっても学生時代に付き合っていた彼女の夢を数年に1回見る。彼女とは1年半ほど付き合っていたが、なんの前触れもなく連絡がプツリと途絶えてしまった。別れてから数日で電話番号もメールアドレスも変えられてしまい唯一残った手掛かりが当時住んでいた彼女の実家の住所だった。...