五輪メダリスト「堀井学」代議士の秘書二人が事務所経費を「横領」 警察による捜査進行中

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ほぼ“一人勤務”

 スピードスケートの五輪メダリストとして知られる自民党の堀井学代議士。その事務所で秘書の「横領事件」が発覚し、議員が秘書の悪事を警察に届け出る事態にまで発展していた。

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 堀井代議士の関係者によれば、着服を繰り返していたのは齋藤奈保という女性秘書。

「前任者の退職に伴い、2021年4月に雇用されたばかりでした。その年11月には東京事務所長が定年退職し、議員会館でほぼ“一人勤務”になった。すると、監視の目が届かない隙につけ込み、横領に手を染め始めたのです」

 齋藤秘書が横領したとされるのは、北海道・苫小牧の地元事務所から送金された東京事務所の経費で、

「本来、文房具代、パーティ券の費用、堀井代議士のタクシー代などに充てられるものです。齋藤さんは前任者から銀行の通帳とキャッシュカードを引き継いでいた。会計を担当した21年9月から22年8月までの間、地元事務所から振り込まれた経費の総額は640万円。うち、自動引き落としの新聞代などを除き、573万円を齋藤さんが引き出していました」

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