水卜麻美アナは大丈夫か? 「スッキリ」後継番組はなかなか決まらず…前代未聞の展開に
来春での終了が発表された、日本テレビの朝の情報番組「スッキリ」と「バゲット」。後継番組はどうなるのか? MCは誰か? という問題に、意外な案が浮上したという。
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デイリー新潮は「日テレ『スッキリ』『バゲット』が打ち切られることになったホントの理由」(11月11日配信)の中で、日テレ関係者の言葉として後継番組を以下のように報じた。
《来年4月からは『スッキリ』と『バゲット』枠を合わせた、朝8時から11時30分までの大型情報番組を企画しています。1つの番組にすることで、制作費が削減できるメリットもあります》
「スッキリ」の放送時間は8時から10時25分、「バゲット」は10時25分から11時30分だ。これらをひとつの番組にすると、3時間半もの大型新番組になる。どの程度進んでいるのか、日テレ関係者に聞いた。
「実は、新番組についてはまだ決まっていません。後継番組のMCのキャスティングに難航しているのです。朝の情報番組では人気も実力もあることが求められ、その上、月曜から金曜という“帯”でオファーを受けてくれる人はなかなかいないのです」
17年前、「スッキリ」のMCに加藤浩次を起用したように、意外な人選が上手くいくことだってあるのではないか。
「ZIP!」で埋める
「『スッキリ』がスタートした頃とは違い視聴率が取れなくなっているテレビ業界で、朝番組とはいえ低視聴率が続いた場合、そのタレント自体の価値も下がってしまいます。そのため、OKしてくれる人気タレントを探すのは難しい」
そこでひとつの結論が導き出されたという。
「『スッキリ』の前枠、『ZIP!』の放送を1時間延長するそうです」
昨年春、「スッキリ」を降板した水卜麻美アナがMCに就任した「ZIP!」は、5時50分から8時に放送されている。2時間10分の番組を3時間にするということか。
「『ZIP!』を延長することで、後枠の新番組は2時間半に短縮されます。そうなれば、確実に1番組で済みますし、MCのキャスティングのハードルも下がるでしょう。日テレにとっても、番組数を減らすことのメリットは大きいですからね」
メリットとは?
「例えば、60分の番組を2つ作るより、120分の番組を1つ作るほうが制作費は安くなります。来春以降、『ZIP!』の制作費を今より10%アップすれば、1時間の延長くらいはできる。近年のテレビ業界の不景気を考えると、実にコスパの良い選択になるわけです」
延長のメリットは他にもある。
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