平手友梨奈 「BTS事務所」に移籍の狙い 「六本木クラス」出演の苦い経験が背景に
歌番組との関係
HYBEの日本本社は、平手を日本のテレビドラマに出演させようとは考えていないようだ。主戦場はNetflixやDisney+といったネット配信だという。
「Netflixでは今、満島ひかりさん(37)と佐藤健さんが主演のオリジナルドラマ『First Love 初恋』が大変な人気を呼んでいます。劇場で公開された映画の配信だけでなく、オリジナルのドラマやバラエティ番組でもヒット作が生まれるようになりました」(同・関係者)
HYBEがこうした趨勢を視野に入れ、ビジネスを展開していくのは確実視されている。
「20代ともなると、視聴する映画やドラマの8割はネット経由というデータもあります。HYBEは地上波のテレビドラマとは距離を置き、平手さんが出演するネットドラマやネット映画の製作を進めていくに違いありません」(同・関係者)
先に見たが、平手はアジア圏で一定の知名度を持つ。HYBEとしては、ぜひとも利用したい“鉱脈”だ。
「例えば、アジア各国を舞台にした良質のアクション作品を製作すれば、日本や韓国、中国だけでなく、東南アジアでも収益が望めます。そのヒロインに平手さんを抜擢することは充分に考えられるでしょう」(同・関係者)
黒船来襲
平手は日本のテレビ局とは完全に決別する──こう考えるのも早計なようだ。
「元HKT48の宮脇咲良さん(24)も今年3月、HYBE傘下の『SOURCE MUSIC』に移籍しました。その後、歌とダンスを基礎からやり直し、以前とは桁違いのパフォーマンスを披露しています。同じことが平手さんにも起きるでしょう。HYBEなら楽曲の製作はお手の物。ヒット曲が出れば、日本のテレビ局が製作する音楽番組などには積極的に出演するはずです」(同・関係者)
以前、BTSのレコーディング風景の写真に、King & Princeのデビューを伝える新聞記事が飾られた額縁が映り込んでおり、ネット上で大騒ぎになったことがある。平手の移籍で、この話題が再燃しているという。
「11月にKing & Princeの岸優太さん(27)、平野紫耀さん(25)、神宮寺勇太さん(25)がグループからの脱退を発表しましたが、この3人も『HYBEに移籍するのではないか』、『移籍してほしい』といった議論がSNSで盛り上がっています。平手さんの移籍は、日本の芸能界に相当なインパクトを与えました。まさに“黒船来襲”と言っていいと思います」(同・関係者)