鈴木福 名門大学入学でインテリタレントへ ただし待ち受ける難題も
芦田はCM女王に
一方、2011年に大ヒットした「マルモのおきて」(フジ)の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」を鈴木と共に歌った芦田愛菜は、来春、慶応大学に進む予定だ。彼女は小学校校6年生の時に慶応中等部に合格、現在は慶応女子高校に通っている。
「彼女の場合、受験前や中等部に入学後の1~2年は仕事をセーブしていました。映画やドラマ、CM出演と復帰の兆しが見えたのは18年頃。19年には『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日)でバラエティ番組のレギュラーを始め、『24時間テレビ』(日テレ)のサポーターも務めました。20年には総務省の国勢調査ナビゲーターも務めました。最近ではCM女王として活躍しており、現在は17社のCMに出演しています」
天才子役といわれた2人は、成人した今も活躍中だ。だが、名門大学が被ったことで、芦田サイドが鈴木を共演NGに指定したと報じたメディアもある。
「それはないと思いますよ。キャラが被ることもありませんし、そもそも芦田サイドが福くんを“ライバル”として意識しているとも思えません。2人とも成人した今、幼少期の“マルモリ”コンビとして見られるのは、そろそろ卒業したいかもしれません。福くんが高学歴タレントになったからといって、愛菜ちゃんには特に関係ないでしょう」
来年4月から名門大学に通う鈴木福は、何か変わるのだろうか。
キャンパスライフと仕事の狭間で
「中学受験をして大学生となる愛菜ちゃんと違い、大学入試を経て大学生となる福くんは、学業への取り組み方が違うでしょう。福くんも一時期は学業に専念して仕事をセーブする可能性もある。キャンパスライフも楽しみたいでしょうからね。もっとも、福くんの場合、一度仕事を離れてしまったら戻ってくる場所があるかどうか」
厳しい世界である。
「もちろん、そこは彼も考えているでしょうから、愛菜ちゃんほど仕事をセーブしないように思います。彼の場合、名門大学に通うことでインテリタレントとして認知され、箔もつきます。高学歴キャラがつくことで、これまで以上にコメントに信頼感や説得力が生まれますからね」
入試も働きながらだったのだから、大丈夫では?
「学業成績次第では、そうも言っていられません。オファーが増えて忙しくなりすぎた時が一番懸念されるところです。天才子役からテレビタレントとして順調に成長して、人気タレントの座を手にした今、来春からの大学生活が足かせにならなければ良いのですが」
老婆心ながら……。