大阪市の路上全面禁煙で「252億円の悪影響」との試算も 深刻な喫煙所不足が

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 2025年4月の大阪・関西万博の開催まで、あと約850日となった。予想される来場者総数は約2800万人、外国人観光客も約350万人が押し寄せてくるとみられている。

 その一大イベントを見据え、大阪市内全域を路上喫煙禁止にすると松井一郎市長が明らかにしたのは今年3月のこと。大阪市ではすでに御堂筋など6カ所が路上喫煙禁止地区に指定されており、ここでタバコを吸うと係員から千円の過料を取られる。その禁止地区を、万博開催前の25年1月をめどに市内全域に広げるというのだ。...

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