村田兆治、池永正明、柴田保光…2022年に他界した野球人の記憶に残る“名場面”

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1073日ぶりの白星

 2022年も残りわずか。暮れ行く年の瀬を前に、今年惜しまれつつ他界したプロ野球人3人の現役時代の記憶に残る名場面を再現する。【久保田龍雄/ライター】

 最初に登場するのは、“マサカリフォーク”を武器にロッテで通算215勝を記録した村田兆治さん(11月11日逝去、享年72歳)である。23年間の現役生活で数え切れないほどの名場面がある村田さんだが、その中から、右肘手術からカムバック後、気迫の完投で1073日ぶりの白星を挙げた1985年4月14日の西武戦を紹介する。...

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