MC3本「ウエンツ瑛士」に早くも訪れた試練 「このままでは1年持たない…」
朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ)の来春終了にガッカリしているのは、MCの加藤浩次(53)だけではない。火曜日の「WEニュース」を担当するウエンツ瑛士(37)もショックを受けているという。いまや3本のレギュラー番組でMCを務める彼に何が?
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今年10月からウエンツのレギュラー番組は一気に増えた。
●「熱狂!1/365日のマニアさん」(TBS)金曜20時
●「朝メシまで。」(テレビ朝日)土曜24時35分
●「日経スペシャル 60秒で学べるNews」(テレビ東京)水曜21時
3本ともウエンツがMCだ。これらが発表された際、彼はこう語っていた。
ウエンツ:(レギュラーが増え)いっぱいいっぱいでアップアップという感じ……。親にイギリスに留学して「終わりなんじゃない?」と心配された。こじるり(小島瑠璃子)も中国行くとか留学ブームで、学びに芸能界を離れても、またお仕事をいただける可能性があるというのを見せる責任がある!
ウエンツが演劇を学ぶため英国に留学したのは2018年10月のことだった。当時、彼のレギュラー番組は、日本テレビの『火曜サプライズ』と『スッキリ』、そしてテレビ朝日の『世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団』の3本だった。それらを降板し、1年半の留学を経て、帰ってきたのは20年3月。民放ディレクターは言う。
「彼が留学中に『世界が驚いたニッポン!』は終了しました。帰国後、『火曜サプライズ』のMCに復帰しましたが、昨年3月に終了。唯一残ったレギュラーが『スッキリ』でした。思い入れのある番組だけに、さぞショックを受けていると思います」
そうはいっても、彼にはMCを務める3本の新番組がある。
「マニアさん」に暗雲
「帰国後、松本人志さんや中居正広さんの番組への“お友達出演”に助けられながらも、わずか2年半で留学前のポジションに返り咲きを果たしたのは立派です。3本の新番組からMCのオファーが来たのは、以前から評価が高かった仕切りの上手さ、機転が利く頭の良さが見込まれてのことでしょう。しかし、数字が取れなければ番組は打ち切られます。実を言うと、業界では『マニアさん』が打ち切られるのではないかという声が上がっているのです」
「マニアさん」は昨年12月に60分のパイロット版が放送され、今年4月と8月の2回の2時間の特番を経て、10月からレギュラー番組に昇格した。
「初回の10月14日は2時間スペシャルでしたが、世帯視聴率は4・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)、コア視聴率は2・0%でした。午後7時からのゴールデン帯としては明らかに低い数字でした」
レギュラー化前に3回も放送したのに。
「その後、第2回の放送は3週間後の11月4日で、世帯4・0%、コア1・6%、第3回は2週間後の11月18日で、第4回は3週間後の12月9日、いずれも世帯4%台という低空飛行が続いています。業界では、ゴールデン帯で3~4%台が続くと打ち切りの噂がすぐに出ます。『マニアさん』は3%台に落ちる可能性が高いので、1年持たないという声がもっぱらです」
なぜ「マニアさん」は数字が取れないのだろう。
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