【音源入手】「会長の決裁で……」“不倫路チュー”の自民党「門博文」元代議士、「二階元幹事長」に政界復帰を懇願する「生々しい録音」が流出 本人を直撃すると
旧統一教会問題に、相次ぐ閣僚の辞任、そして最後に防衛費増額のための増税発表と、話題に事欠かなかった今年の臨時国会もついに閉会。バッジをつけた先生は地元に戻って年末年始の挨拶回りがスタートする。が、落選中の元議員たちはさにあらず。会期中も会期末も関係なく、次の選挙に向かって蠢いているのだ。先の選挙で落選した自民党の元衆議院議員、門博文氏(57)もその一人。11月末に、党からの公認を貰うべく、二階俊博元幹事長(83)を訪問。しかし、密室で行われたはずのその会談の録音データが、あろうことか外部に流出。物議を醸しているのだ。
【写真11枚】門博文元代議士と中川郁子代議士の夜の六本木デート。よほど盛り上がったのか、最後には抱き合い、唇を重ね合わせ…
不倫路チュー
政治部記者が言う。
「門氏は和歌山生まれで、父親も県会議員を長く務めていました。地元の大学を卒業後、民間企業に就職。関連企業の社長に就任したこともある。2011年に自民党から公認を得て、翌年和歌山1区から初出馬し、当時民主党から出馬していた岸本周平氏に300票差で敗れるも、比例で復活。なんとか国会議員としての人生がスタートしました」
この相手候補・岸本氏が、その後も手強い相手として立ちはだかった。
「14年、17年の選挙でも敗れ、どちらも、なんとかぎりぎりの比例復活を果たしましたが、21年の選挙では、ついに比例復活も叶わず落選してしまったのです」
落選の背景には、
「15年に週刊新潮が写真付きで報じた、自民党代議士・中川郁子氏との路上キス騒動ですよ。門氏には妻子があるため、“不倫路チュー”と騒がれ、門氏の名前は一躍有名になりました。もちろん、悪い意味で、ですが」
議員から一転、ただの人になってしまった門氏に転機が訪れたのが、今年5月のこと。
「長年のライバルであった岸本氏が、和歌山県知事選への出馬を表明したのです。喉から手が出るほど欲しかった和歌山1区がついに空くわけですから、門氏にとってまたとないチャンスが巡ってきたというわけです」
二階さんの生声も
ところが、
「党は門氏を、和歌山1区の支部長(支部長になると、自民党公認候補として出馬が確定となる)にはせず、支部長代行に据えたのです。と言うのも、やはりスキャンダルのせいもあってか、党が独自に行った調査でも、門氏の評価が低かった。ただ、別の支部長を立てると言うわけでもなく、今なお宙ぶらりんな状態が続いているのです」
かくして時は流れ、11月27日、和歌山県知事選挙が行われ、事前に自民党と手打ちをし、推薦を受けた岸本氏は見事当選。これによって来年4月に、和歌山1区の衆議院補欠選挙が行われる公算が高まったのだ。門氏が、和歌山1区公認候補の座を得るべく、東京・自民党本部5階にある二階元幹事長の部屋を訪ねたのは、この3日前の11月24日のことだった。
地元関係者が声を顰める。
「このときの会談の録音データが、後日地元で出回りはじめて大騒ぎになった。あの二階さんの生声も入っていて、しかも、密室で録音できるのは当然ながらそこにいた当事者のみ。
“なんでこんなものが”と皆、不思議がっていますよ。“公認欲しさに門さんが、二階さんからお墨付きを得たと触れ回るためにわざと流したのでは”と勘繰る人が多かったですね」
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