日テレ推し「王林」は今も地元・青森から通勤 おかげで仕事が減ったタレントは?
地元愛も忘れず
「今年8月に放送された特番『熱唱!ミリオンガール』(日テレ)に登場した彼女は、ロック、ミュージカル、クラシック、演歌、アニメソング、洋楽、昭和歌謡の7ジャンルのカラオケで全て高得点を叩き出し、賞金の100万円を持って青森に帰っていきました。考えてみれば、もともとアイドルグループの一員ですから歌は本業ですが、あまりの上手さにビックリしました。過去には、さくらまや、松本明子、河合郁人らの歌うま芸能人が失敗に終わったコーナーですから、その歌唱力は本物でしょう」
その上……、
「地元愛も薄れていません。今年9月には青森県警の一日交通部長に就任し、今年度いっぱい彼女が制服姿の全面ラッピングバスが、青森、弘前、八戸で運行されているそうです。10月からは“りんごウーマン”として青森県産リンゴをPRするCMが放送されていますし、12月3日には東北新幹線八戸駅開業20周年記念イベントで一日駅長に就任。八戸駅には数百人が集まったと聞きます」
来年はさらなる活躍が見込まれているという。
「日テレは『24時間テレビ』のマラソンに引っ張り出すかもしれませんよ。NHKだって歌唱力に目を付け、『紅白歌合戦』で声をかけるかもしれません」
王林が大活躍する一方で、不遇をかこつ人もいるという。
「“同じポジションに椅子は1つ”と芸能界ではよく言われます。朴訥な津軽弁で好感度の高い美女といえば、ちょっと前には新山千春(青森市出身=41)が席巻していました。彼女を引き継いだのが、ジェンダーレスのものまねタレント・りんごちゃん(十和田市出身=34)。かわいらしさを演じていたかと思えば、野太い声の大友康平のものまねをして、その落差が評判になりました。しかし、二の矢三の矢が放てずに飽きられた。そのイスに“りんご娘”の王林がひょっこりと座った感じです」