天皇家、秋篠宮家の間の“亀裂” 悠仁さまの伊勢神宮ご参拝で“フライング”が露呈

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伊勢神宮ご参拝は「今のところ考えていません」

 そうしたコロナへの向き合われ方を含めて先ごろ、天皇家と秋篠宮家との“コントラスト”が、図らずも鮮明になったという。

「11月17日の侍従レクで、成年となられた愛子さまの伊勢神宮ご参拝について質問が出ました。侍従次長は『今のところ考えていません』と回答し、その理由について『必ずしもコロナの影響ではありません』としながら、『“成年を機に”とは、陛下はお考えではない』と、かつて黒田清子さんが成年の年に参拝していなかった例を出して説明したのです」(前出記者)

 が、その清子さんや愛子さまとは対照的に、

「秋篠宮家では、眞子さんはご成年から1カ月後、佳子さまも2カ月後に参拝されています。また今年10月には悠仁さまも、あくまで“私的ご旅行の折に”との趣旨でお参りになっている。コロナ禍にあって秋篠宮家は4月から地方ご訪問を“解禁”されており、10月からご公務を本格的に再開された両陛下に先がけた格好。実は陛下は、愛子さまが参拝なさることで大勢の人が詰めかけ、万が一にも感染が広がることがあってはならないと、強く懸念されていらっしゃるのです」(同)

“フライング”が露呈

 もっとも、秋篠宮家の事情を知る関係者が言うには、

「秋篠宮殿下は常々、お子様方には国内の多様な伝統に触れてほしいと願われ、積極的に実践されてきました。先月のお誕生日会見でも『(悠仁さまに)各地の文化に直に触れることを勧めている』と仰っていた。皇祖神などが祭られる伊勢神宮にも早いうちに参拝し、理解を深めてほしいと希望なさってきたのです」

 が、10月の悠仁さまのご参拝に際しては、同じ日に地方ご公務を再開された両陛下の日程とバッティングしてしまい、波紋を呼んだのは記憶に新しい。この関係者は続けて、

「“伝統に触れてほしい”という殿下の願いとは別に、宮邸では、次代の天皇家の子どもたちを立派に育て上げねばという、紀子妃殿下の前のめりなお気持ちもうかがえます。とりわけ将来のお世継ぎである悠仁さまについては、お育てになる重圧とともに、“小室問題”で逆風にさらされてきたご一家のイメージを改善されたいとのお気持ちが、妃殿下には強くおありです。ところが、悠仁さまのご成長を国民にアピールなさりたいあまり、時折“フライング”が露呈してしまうのです」

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