天皇家、秋篠宮家の間の“亀裂” 悠仁さまの伊勢神宮ご参拝で“フライング”が露呈

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 天皇家の長女・愛子さまはさる1日、21歳のお誕生日を迎えられた。最近は皇居外へのお出ましも目立ち、新年には「一般参賀デビュー」も控えられている。一方で秋篠宮家の長男・悠仁さま(16)は、愛子さまに先んじる形で10月に伊勢神宮をご参拝。そこからうかがえる両家の“断層”とは……。

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 お誕生日に合わせて宮内庁は、動物好きの愛子さまが皇居・車馬課主馬班の厩舎で馬をなでられている映像を公開。また、御所でトマトやピーマン、オクラなど野菜を栽培されているというお暮らしぶりも紹介した。宮内庁担当記者が言う。

「先月5日には宮内庁楽部で秋季雅楽演奏会をご鑑賞。成年となられて以降、初めて単独で公の行事に出られました。また11月24日には、両陛下とともに東京国立博物館で国宝展を鑑賞されています。ご一家おそろいで公の場へお出になるのは2020年1月の大相撲ご観戦以来、およそ2年10カ月ぶりのことでした」

 私的ご動静については、

「陛下が新嘗祭に臨まれていた11月23日夜は、W杯日本対ドイツ戦をテレビでご観戦、応援なさっていました。また、12月3日と4日は陛下とご一緒に、それぞれ学習院大学で三笠宮崇仁さまの生涯をたどる展覧会、そして世田谷区の美術館で歌人・西行の特別展を、おしのびで鑑賞されています。両日とも愛子さまは、居合わせた人々に笑顔で手を振られていました」(同)

いまだにご通学はかなわず

 そんな愛子さまは、1月2日に初めての一般参賀を迎えられる。来年もいっそうのご活動が望まれるところだが、その前途に水を差すのが折からのコロナ禍である。宮内庁関係者が言う。

「大学ご入学から2年半余り、いまだにご通学がかなわないでいらっしゃいます。これまでは“万が一にも両陛下に感染させてはならない”とのお考えから控えられていましたが、両陛下がご公務を再開なさった現在、愛子さまも通常のご通学を始められても、といった声は高まりつつあります」

 もとより、一度きりの大学生活であり、

「かけがえのない貴重な時期を、このような形で過ごされることはきわめて不本意ではないかと拝察いたします。ご通学の可否のご判断は、むろん陛下にも相談された上で決められている。すでに第8波が到来しつつあり、慎重なご姿勢を崩されることのない陛下のお考えはもっともではありますが、段階に応じて柔軟に対処なさってもよろしいのではないでしょうか」(同)

 そう懸念するのだ。

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