年内休養の中居正広 テレビマンが“業界の本音”と“復帰番組”を語る
渡したくない番組
「彼は責任感が強いですからね。『金スマ』はゲストへの気遣いもあるでしょうし、9日放送の中居さんと二宮さんとのトークは“ぜひモノ”という番組の希望もあったのでしょう。なんとしても成立させるため、電話でいいから出演して欲しいという要望があったのかもしれません。もちろん中居さんも、それが可能な体調だったから承諾したのだと思います。『珍プレー好プレー』は年に1度の特番で、プロ野球ファンの中居さんにとって大事な番組のひとつでした。タイトルにも“中居正広の”とあり、他の人に渡したくない番組だからでしょう。番組としても“中居正広”の名前を使いたいし、彼の番組として成立させたかったのだと思います」
それではちっとも休めないじゃないか。
「さすがに今後は、新たに番組収録に参加することはないと思います。今はコロナ禍と働き方改革で、MCが番組を休みやすい環境になっています。特にコロナ禍では、代役MCが話題になるなど、世間的にも休むことが受け入れられるようになりました。中居さんの場合、体調不良であることを公表していますし、視聴者も温かい目で待ってくれていると思います」
彼がこれまで出演を続けた理由は色々とあるようだ。
「中居さんは社長でもありますからね、事務所の収入面の問題もあるのかもしれません。休養発表後に出演を続けたのも、ジャニーズ事務所を辞めたことと無関係ではないでしょう。ジャニーズにいたら完全静養できていたでしょうし、長期にわたって休んでも番組がなくなることもないでしょうから」
来年以降も体調が戻らなければ、レギュラー番組がなくなる可能性もあるのだろうか。
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