直筆FAXはもう古い? しずちゃんに滝沢カレン、みちょぱ…好感度タレントほど電撃ジミ婚を貫く理由
地味でも目立つのが芸能人という気概もチラリ 承認欲求爆発時代への対抗策?
Twitterやインスタには、きょうも盛りに盛られた結婚報告があふれている。むしろ一般人の結婚報告の方が、タレントよりも派手なこともしばしばだ。どんなに気取った写真でも、漂ってくる「見て!! 私をすごいと言って!!」という承認欲求に、ドッと疲れてしまうこともある。
タレントたちの地味婚報告は、一般人とは逆行している。盛らない、騒がない、匂わせない。世間をあっと言わせるのは一瞬でいいという潔さ。しかしその点こそが、人気芸能人の証しでもあるのだろう。目立ちたがる人ほど、目立つ時間を引き延ばしたがる人ほど野暮に見えるものだから。そしてラブラブアピールをして結婚した有名人カップルほど、破局しがちだ。
滝沢さんやみちょぱさんは、共演者にも結婚を明かさなかったといわれている。しずちゃんも山ちゃんの妻である蒼井優さんには事前に報告したが、蒼井さんは夫にも漏らすことはなかった。どんなに信用できそうな相手でも、あることないことトークで言われるリスクもわかっていたからだろう。
過激な言動で炎上するYouTuberや、不倫がバレるタレントは後を絶たない。そう、自己顕示欲と信頼関係は相性が悪い。一瞬の承認欲求に溺れて信用を失う人が目立つようになった分、地味に見えても隣にいる人を大事にする女性たちが魅力的に見えるのは当然だ。
幸せは、アピールするものではなく気付くもの。生涯の伴侶だけでなく、温かいお茶を日本中に差し出してくれたようなしずちゃんの笑顔を見て、改めてそう思った。どうか、末永くお幸せに。