直筆FAXはもう古い? しずちゃんに滝沢カレン、みちょぱ…好感度タレントほど電撃ジミ婚を貫く理由

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

NOドレス、NOダイヤ……令和の女性タレントの結婚報告は「映え」より「抜け」?

 滝沢さんや朝日さん、みちょぱさんらにもうひとつ共通点がある。ウエディングドレスを着た結婚報告ではなかったことだ。

 ブログやインスタで、「私事で恐縮ですが……」と書き始めて結婚報告をする女性タレントは今までもいた。そして思わせぶりな書き方をする人ほど、華やかなウエディングドレスや巨大なダイヤの指輪をはめた手を夕日越しに重ねたショットなど、「映え」を意識した写真がくっついていることが多かったように思う。

 けれども滝沢さんたちの写真に、「映え」へのこだわりはあまり感じられない。みちょぱさんはブラックスーツっぽい格好だったが、足元はスニーカーで抜け感がある。朝日さんはホワイトトーンだがオーバーサイズのパンツルック、滝沢さんは普段着での仲むつまじそうなツーショットだった。彼女たちのキャラそのままの、飾り気のない文章も好感を集めている。

 各社の報道によれば、滝沢さんは3年、朝日さんは6年、みちょぱさんは7年の交際期間を経ての結婚。しかもお相手はみな、自分よりも知名度が低い男性だ。華やかな芸能界に身を置き、とてもモテそうなのに、一途で堅実なイメージも加わったのではないだろうか。

「映え」より「抜け」。そして、健気。先日結婚を発表したしずちゃんにも感じる。やはりお相手より自分の方が有名だが、「追いかけて初めて振り向いてくれた人」と健気さを見せた。さらに自分もSNSのアカウントを持っているのに、山ちゃんの番組で発表し、相方に花を持たせた格好だ。お相手の佐藤さんも彼女の好きなところを、「どうしたの?って笑顔で言われた時に温かいお茶が出てきたような感じがする」と答え、素敵な言い回しに株が急上昇。放送終了後に撮影された写真も、普段着の二人の幸せそうな顔が印象に残る。

次ページ:地味でも目立つのが芸能人という気概もチラリ 承認欲求爆発時代への対抗策?

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。