園児虐待事件、“犯行”を主導した小松容疑者の素顔 「怒鳴ったりしているところを見たことがない」
主犯格は…
その振る舞いはあまりに常軌を逸しているというほかないが、
「三人が同じ1歳児のクラスの担当になったことで、事件が起きてしまった」
と言うのは、さる園の関係者である。
「三浦先生は正規職員で9年間、小松先生は臨時職員で6年間、服部先生は派遣職員で3年間勤務していましたが、主犯格は小松先生です。彼女はよく言えば明るくて、ノリのいいタイプなのですが、悪ふざけが過ぎるところがある。保護者からすればとんでもないことでも、彼女からすれば悪ふざけの延長です。その彼女のノリに、服部先生が追随してしまった」
しかも、だ。
「本来は常勤でクラスの責任者でもあり、そうした行いを止めなければならない三浦先生は二人より年下。彼女たちに強い態度で出られず、それどころか、結果的に同じノリを共有してしまった」
「怒鳴ったりしているところを見たことがない」
こうして耳を疑う行為の数々が生まれたというのであるが、そんな彼女たちも、普段から接する地域住民の目には、良識ある隣人と映っていた。
小松容疑者の近隣住民は、
「2人のお子さんがいますが、怒鳴ったりしているところを見たことがない。子煩悩で気さくな人なのに」
と、驚きを隠さない。
「家の前で、自分の子供だけではなく、よそのお子さんも一緒に縄跳びや追いかけっこをさせてあげていた。さすが保育士さんだな、と思っていたのですが……」
三浦容疑者を知る住民も、次のように印象を語る。
「会えばきちんとあいさつも交わしますし、悪いイメージはまったくありません。休日はお友達たちと駐車場でバーベキューを楽しんでいましたよ」
片や、服部容疑者の周囲からは以下のような評判が聞こえてくる。
「旦那さんとお子さん3人、家族5人の暮らしです。ご主人は子煩悩な感じ。彼が庭いじりをしている時も、子供たちがその周りを楽しそうにキャッキャッと飛び回っていました」
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