「夫が既婚者のコンパニオン女性と…」 “妻殺害”容疑の長野県議、妻が周囲に明かしていた苦悩
夫人が漏らしていた悩み
ある長野県議によれば、
「丸山議員は、彼女だけを特別に呼びつけては、一緒にご飯へ行ったりしていましたからね。彼女は20代の頃に離婚した後、ずっと独身で結婚願望が強かった。周囲に“良い人がいれば”と口にしていたから、誘われやすかったし、そこに彼も目をつけたんだろう」
だが、夫の不貞に妻は薄々勘づいていたのだ。
丸山夫妻の知人が言う。
「7年前に県議選に出馬した際、奥さんが“地元で注目されると、鼻の下も伸びちゃって困ったもんね”と嘆きながら、夫が宴会コンパニオンの女性と親しい関係だと言っていた。相手の女性も既婚者なのに丸山議員に夢中になり、一緒になるつもりで離婚して大もめになったとか」
酔って“頭にちょんまげ”
“職場恋愛”に“W不倫”だけではない。他にもうわさになった3人目の女性がいる。
近隣住民はこう話す。
「逮捕直後、丸山議員の近所に住む女性が警察から事情聴取されたという話が出回りました。他にも長野市議と交際しているなんてうわさも聞いたけど……。とにかく2人の子育てから造り酒屋の経営まで、亡くなった奥さんに任せっぱなしだったからね。彼女を失ったらどうなるかは、丸山議員が一番分かっていたはずだよ」
地元では酒の味も落ちたとの評判が専らで経営は悪化の一途をたどった。実際、夫人亡き後の笑亀酒造は、今年9月に外部から社長を招いて、丸山容疑者は会長の座に就いている。
地元の飲食店主に聞くと、
「彼は酒が弱く日本酒をグラスで2杯も飲めば酔って赤くなる。なのに、どんどん飲む癖があって、気が大きくなるのかハメを外す。パンツを脱ぎ、40代の女性店員の頭に一物をのっけて“チョンマゲ”とか悪ふざけをしようとしたこともあった。慌てて周りが止めたけど、本人は翌日も知らん顔。なに考えてんだって話だよ」
鬱積(うっせき)した感情を「酒」と「女」で晴らすうち、彼は妻をあやめる狂気を、内に抱えるようになっていったのかもしれない。