BTS入隊をめぐる「日テレ記者」の受難 日本の“アーミー”の怒りを買ったワケ
BTSの曲を聞くとテンションが上がる
とはいえ、取材をするのはメディアの仕事。それでも彼がそこまでファンの怒りを買ったのは、“公私混同”と受け取られているからだ。
Twitterのプロフィールによると、原田氏は2019年からソウルに赴任。直後からBTSに関連する投稿を多数行っている。
〈12月4日は、BTSのJINくんの誕生日。恒例となった(?)ご近所カフェへ視察へ。〉などと、ジンのセンイル(誕生日を祝うイベント)の様子を写真付きで紹介。
さらに、ARMY(BTSのファン)であることを自ら宣言している。
〈私がARMYなのか質問が複数ありました。えー、私は日テレ系列NNNソウル特派員であり、半島情勢や日韓関係などを中心に取材をし、えー、特に東アジアをですね…アミかもしれません…定義はわかっていませんが、BTSの曲を聞くとテンション上がりセンイルも楽しいです〉
特に、今回入隊するジンが好きなようで、〈ジンペン寄りのオルペンであることカミングアウト〉などと投稿。ペンとはファンのことで、オルペンとはグループ全体のファンのことを指す。
もっとも、原田氏はソウルの街中にあるBTS関連のポスターの写真を度々Twitterにアップすることから、BTSファンからは好意的に受け止められてきた。
〈素敵なものを見せて頂きありがとうございます!〉
〈韓国に行っているような気分です〉
それが今回の“手のひら返し”に繋がったわけだ。
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